
家づくりは人生の中で大きな決断の一つです。どのハウスメーカーを選ぶかでその後の生活が大きく変わることもあります。
そこで注目されるのが「アキュラホーム」です。1978年に創業し、優れたデザイン性や高い耐震性、そしてコストパフォーマンスに優れた住宅を提供しています。
しかし、評判はどのようなものなのか気になる方もいますよね。
結論からお伝えすると、対応の良さやコスパの良さに好評の声が多いです。
この記事では、アキュラホームの特徴や顧客の口コミ、メリット・デメリット、おすすめできる人を詳しく解説します。
Contents
アキュラホームとは?
「世代を超えて住み継いでいける住まい」という想いから、1978年に創業されました。
家づくりを通じて、住む人々の豊かな暮らしを実現することを目指しており、その中心にあるのは住まい手の視点に立った提案です。こうした姿勢が多くの顧客から支持され、日本全国で14万棟を超える新築住宅を手掛けてきた実績を誇ります。
また、同社は現代が抱える課題に応える家づくりにも注力しています。たとえば、環境に配慮した木造建築物を提案し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献しています。
さらに日本の地震リスクに対応すべく、高い耐震性を備えた住宅設計を行い、安全で安心な暮らしを提供しています。このほか、完全自由設計で構造計算を重視した設計や、ライフステージに応じたリフォーム提案など、多様なニーズに応える柔軟性も特長です。
企業理念
アキュラホームは「常識を破壊し、真に豊かな暮らしを創造する」という理念を掲げています。この理念は、ただ良い家を建てるだけでなく、人や自然、文化との調和を重視した暮らしを実現するという意志を示したものです。
同社が本社として埼玉県さいたま市に建設した純木造8階建てのビルは、こうした理念を体現する象徴といえます。これにより、住宅業界において新たな価値を生み出す独自の取り組みを続けています。
会社概要
社名:株式会社AQ Group
本社所在地:〒331-0052 埼玉県さいたま市西区三橋5-976-1
創業:1978年10月
設立:1986年5月
従業員数:1,522名(2023年3月時点)※パートなども含む
事業内容:注文住宅事業、分譲住宅事業、工務店支援事業、リフォーム事業、資産活用事業、研究開発事業、ロジスティックス事業
売上:2023年度689億円
アキュラホームの特徴
アキュラホームは、理想の住まいを叶える完全自由設計や、高い耐震性・耐熱性、そして適正価格で質の高い住宅を提供することにあります。これらの特徴を詳しく解説します。
完全自由設計
アキュラホームの家づくりは「家族の数だけ理想の住まいがある」という考えを反映した完全自由設計です。外装や内装、設備に至るまで、お客さまの要望に徹底的に応えるオンリーワンの住まいづくりを提供しています。そのために住み心地の良さとデザイン性を両立させる「デザインコード」を採用し、普遍的で美しい住宅を実現しています。
同社の完全自由設計の特徴は、見た目の美しさだけでなく、暮らしやすさを追求している点です。丁寧なヒアリングを通じて顧客のこだわりや夢を反映し、快適な生活を叶える住まいを提供しています。
高い耐熱性と耐震性
アキュラホームの住宅は、暑い夏も寒い冬も快適に暮らせる高い耐熱性に優れています。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の基準を上回る断熱性能を標準としており、省エネで環境にも配慮した住宅を提供しています。
2025年までにZEH住宅の比率を75%にするという目標を掲げるなど、持続可能な社会にも貢献しています。
さらに、耐震性も重視。木造住宅における「メタルウッド工法」「トリプルストロング床」「8トン壁」といった独自技術を駆使し、地震に強い家を建てています。これにより、国の安全基準を超える耐震性能を備えた住宅が提供されています。
高品質な住宅が適正価格
アキュラホームはコストパフォーマンスの良さでも知られています。無駄を省いた効率的な建築プロセスと、全国の工務店との共同一括仕入れをすることで、適正価格で高品質な住宅の提供を実現。
この徹底したコスト管理により、欧米と比較して高価格とされがちな日本の住宅市場でも、納得感のある価格で注文住宅を提供しています。
アフターサービス
最長35年の長期サポート体制を整えており、定期点検やトラブル対応をきめ細かく行っています。また、長期優良住宅基準を上回る高性能住宅を標準として、入居後のライフサイクルコストまで考慮した提案までしてくれます。
アキュラホームのラインナップ
アキュラホームは、 高度な技術と豊かな設計自由度を活かした住まいが特徴です。「超空間の家」「超空間の平屋」「超断熱の家 プレミアム」は、それぞれが独自の魅力を持ち、理想の暮らしを後押ししてくれるプランとなっています。
超空間の家
超空間の家は、木造住宅でも柱や壁に縛られない自由な空間を可能にした住宅です。約30帖のリビングと高さ5.6mの吹き抜けを実現し、開放的な住まいを叶えています。
キリンも暮らせるほどの広々とした天井高は、これまでにない住まいの解放感を体験できます。
また、一般的な自由設計の住宅よりも設計の自由度が高いことに加え、コストを抑えて建築できる点も大きな魅力です。広い空間を求めつつ合理的な価格で住まいを建てたい方に最適です。
超空間の平屋
超空間の平屋は、効率的な設計と将来的なリフォームの対応力が特徴の住宅です。バリアフリー設計をベースにすることで階段の障害がなく、快適な生活動線を提供します。
天井高2.8mのリビングは陽当たりが良く、広がりを感じる居住空間です。S&I設計による構造設計により、家族構成やライフステージの変化に合わせて間取りを簡単に変更できる点も魅力の一つです。さらに、耐震性が高く台風の強風にも耐えうる平屋の安定性が、暮らしに安心感をもたらしてくれます。
超断熱の家 プレミアム
超断熱の家 プレミアムは、断熱性能最高等級7を誇る住宅です。この高い断熱性能によって、夏でも涼しく冬でも暖かい、一年を通じて快適な空間が保たれます。また、高い断熱性により室内の温度変化を最小限に抑えられるため、光熱費を大幅に節約できることが特徴です。
このラインナップは、省エネで経済的な暮らしを求める方に特におすすめです。性能面だけでなく、住む人の快適さにも主眼を置いた設計がなされています。
アキュラホームのメリット
コスパ良く開放感のある住宅が建てられる
アキュラホームの住宅は、高いコストパフォーマンスを実現しながら、広々とした開放感を得られる点が魅力です。独自開発の「8トン壁」を壁の外周部に配置することで、内部の壁を最小限に抑え、約30帖の無柱空間を可能にしています。
これにより、開放的な空間設計を維持しつつ、耐震性と安全性も確保された住まいが手に入ります。さらに坪単価40万~59万円という適正価格で提供されるため、質と価格のバランスが取れた家づくりを求める方におすすめです。
1mm単位の完全自由設計で家づくりができる
アキュラホームでは、住む人のライフスタイルや価値観に合った完全自由設計の住まいを提供しています。1mm単位で間取りやデザインを調整できるため、細かな要望にも柔軟に対応可能です。
また技術力が高い「8トン壁」の活用により、壁の配置に制約を受けにくく、自由度の高い設計が特徴です。これにより理想の住空間を実現したい方にとってベストな選択肢となるでしょう。
匠空調で快適な空間
アキュラホームが提供する全館空調システム「匠空調」は、エアコン1台で家中を快適な温度に保つ革新的な技術です。このシステムにより、廊下やトイレ、お風呂場まで一定の温度が維持されるため、ヒートショックのリスクが抑えられるのが特徴です。
また、高断熱性による高い省エネ性能によって、光熱費は個別エアコン使用時とほぼ変わらないため、年間を通じて快適で経済的な住まいを実現できます。さらに空調機器が室内に見えない設計のため、すっきりとした見栄えも得られます。
土地探しから一貫対応
アキュラホームでは、土地探しから住宅建設までを一貫してサポートしています。「ランドサーチ」という独自のシステムを通じて、建築の専門家と土地の専門家が連携し、顧客の要望に応じた最適な土地と家づくりを提案してくれるのが特徴です。
このシステムにより、土地と建物の総予算を一括して管理・相談できるため、資金計画を立てやすくなります。また、建築を前提として土地を探すため、住む人にとって最適な環境を整えることが可能です。
高い耐久性が安心して住める
アキュラホームは、安全で長く住める家づくりを徹底しています。震度7の地震を想定した実験で確認された高い耐震性は、住む人の安心感を支える要素です。
耐久性だけでなく、間取りの自由度や広い空間設計にも対応しているため、地震対策を重視しながら理想の住宅を設計できる点が強みです。さらに、過去に全木造構造の8階建てビルを建築した技術的成果を戸建て住宅にも応用しており、信頼性の高い家づくりが提供されています。
アキュラホームのデメリット
施工エリアは限定的
アキュラホームを利用する際に注意すべき点は、施工エリアが限られていることです。サービスを展開しているのは、関東、東海、近畿、中国エリアに限られ、それ以外の地域では建築が難しい場合があります。
このため、マイホームの建築を検討する際は、建設予定地が施工可能エリア内であるかを事前に確認する必要があります。対応エリア外の場合、他のハウスメーカーを検討する必要がありますので、慎重なエリア確認が重要です。
ZEH住宅の実績がまだ少ない
アキュラホームは省エネルギー性の高いZEH(ゼロエネルギーハウス)の取り組みを進めていますが、実績が十分でない面も見受けられます。同社の2022年のZEH普及率は55%と他社と比較すると低めで、2025年までに75%を目指している状態です。一部のハウスメーカーでは既に75%以上の普及率を達成しているため、ZEH実績を重視する方にとっては他の選択肢を検討することも必要かもしれません。一方で、アキュラホームのZEH普及率も向上を目指した取り組みが進んでおり、今後の展開には期待が持てます。
アキュラホームの評判口コミ
アキュラホームで実際に家を建てた方の口コミを紹介します。
営業担当者にはかなりの無理を聞いていただいた。交渉の内容、検討課題についての確認書類をその都度かわし、検討課題については、次回の打合せ時に回答いただいたので、安心であった。
引用元
自分の要望が反映されることができると満足度が上がりますよね。
交渉や検討課題に対する迅速な対応は信頼が生まれる対応といえます。
こちらの要望をできる限り取り入れつつなるべく安くやってくれるよう動いてくれた。
引用元
できるだけコストを抑えつつ要望を取り入れてくれると、コストパフォーマンスが良くなります。特に予算を重視する方にも大きなメリットといえます。
気密性が高く暖冷房費負担が低く押さえられている。
引用元
気密性が高いことにより、暖冷房の費用を抑えられるという点は、長期的な光熱費の節約につながります。環境にも配慮しつつ、生活コストを低く保ちたい方にとって、非常に重要なポイントです。
アキュラホームはこんな方におすすめ
コスパ重視の人
アキュラホームは、コストパフォーマンスを重視する方に最適な選択肢です。無駄なコストを省きつつ、高品質な住まいを提供することを目指しています。
このため、比較的予算を抑えて理想の家を建てることが可能です。実際、口コミでも「予算内で望み通りの家が建てられた」と評価されており、コストと満足感の両立を求める方には非常に魅力的といえます。
災害に強い家づくりをしたい人
地震や台風などの災害対策をしっかり施した住まいを希望する方にもアキュラホームはおすすめです。耐震等級3や接合部強化のメタルウッド工法、8トン壁など、災害に備えた独自の技術が採用されています。
そのため、住む人は万が一の事態にも安心して暮らせます。災害に強い家を求める方にはぴったりの選択肢です。
開放的な家づくりをしたい人
広々とした開放感のある家を望む方にも適しています。例えば「超空間の平屋」では、天井高2.8mの広いリビングを実現し、開放的な設計を楽しむことができます。
また、陽光がたっぷり入る明るい空間で、家族全員がゆったりくつろげるのが特長です。開放的な空間で快適に暮らしたい方におすすめです。
まとめ
アキュラホームの口コミは、柔軟な対応やコスパの良さが好評でした。完全自由設計の開放的な間取りや災害時に強い構造など、実際に住む方の快適さが確保できている住宅は安心できますよね。
これから家づくりを考えている方は、まずは資料請求から行ってみてはいかがでしょうか。きっと、理想の住まいになるための提案をしてくれると思いますよ。