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機械式納骨堂「三田霊廟」?お寺でロボット研究「寺子屋LABO」?『龍生院』のウワサについて徹底検証してみた!

こんにちは!
本日は、龍生院の様々な噂について取り上げてみます。
皆さんは、お寺というとどんなイメージを持っているでしょうか?
例えば厳かな雰囲気で用がない限り訪れにくいようなイメージを持たれている方も多いでしょう。
そんなお寺の中でも龍生院には様々な噂が見られています。
例えば、機械式の納骨堂があるという噂やお寺でロボット研究をしているという噂、デザイン賞を受賞しているという噂が挙げられます。
これらの噂は全て本当なのでしょうか?
今回は、龍生院にまつわる様々な噂について調査してみました。
龍生院の噂について興味がある、龍生院を知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。

1.まずは「龍生院」の紹介をどうぞ

龍生院は、宝暦5年に創院された寺院で、東京都港区三田にあります。
真言宗・高野派の寺院でもあり、「高野山弘法寺龍生院」が正式名称です。
そんな龍生院は、東京都御府内八十八個所の13番目の礼所としても知られ、多くの参拝客が訪れています。
龍生院の山門の石段手前には標石が置かれていますが、そこから寺院に入るとすぐエントランスから御朱印を受け取ることもできます。
東京都御府内八十八個所を巡っている方は、龍生院の近代的な建物に目を奪われるそうです。
と言うのも、龍生院は1200年以上の歴史がある寺院ですが、2014年に建て直し工事が行われています。
改修工事の末、龍生院は寺院や霊廟が一体となったモダンな佇まいに生まれ変わりました。
旧建物とは全く違う建物となっていますが、以前の寺院をよく知る参拝客にも受け入れやすいよう、旧建物の面影も随所に残されています。

納骨・永代供養・法要が可能で、どんな時でも参拝に足を運べるようお花やお香を持っていなくてもいいように、龍生院で用意しているのも特徴になっています。
これらの備品は常時寺院に用意されているので、事前に準備してから行かずに済むという部分はこれまでにない寺院の特徴と言えるでしょう。
誰でも参拝しやすいよう配慮されている寺院はまだまだ少ないです。
龍生院は、新たな寺院としてのあり方を見出しているのです。

2.機械式の納骨堂って本当・・・?

機械式の納骨堂があるかという噂ですが、実はこの噂は本当です。
龍生院には、「三田霊廟」と呼ばれる機械式のビル型納骨堂があります。
機械式の納骨堂とはどのようなものになっているのでしょうか?
ここではそんな納骨堂の特徴や仕組みについて取り上げていこうと思います。

■機械式納骨堂とは?

改修工事が行われ、2014年から龍生院では新たに機械式の納骨堂が置かれています。
近年は墓地を用意するための土地不足が懸念され、ビル型の納骨堂が増えつつあります。納骨堂は白を基調とした空間になっており、最大八霊までの遺骨を納めることが可能です。
龍生院の納骨堂は、入館の際に参拝者の生体認証が導入されており、参拝者を認識しただけでお骨が自動で搬送されてくるシステムが大きな特徴です。
入口にあるICカードにタッチすると、目の前の液晶パネルに参拝ブースが指定されます。
その後参拝ブースに移動すると、家紋と家名が表示されます。

参拝の際には、IH式で火を使わない焼香台が用意されているなど、これまでの納骨堂のイメージを大きく変える画期的な技術になっているのです。
また、参拝室には特注のルーバーや間接照明が使われており、落ち着いた空間で参拝できるよう配慮されています。

■機械式納骨堂の仕組み

龍生院の納骨堂には、バックヤードにビル2フロア分の吹き抜け空間があります。
骨壺を収納した厨子は参拝者の見えない厨子棚に並べられており、参拝者がICカードをかざすと厨子が該当のブースに移動する仕組みとなっています。
ICカードには参拝者の情報がインプットされており、それを機械が認識すると高さ15メートル・横20メートルの空間をロボットが全自動で上下左右に移動し、厨子を取り出して運んできます。
大切な厨子をゆっくりと慎重に運ぶことも重要視しており、地震に備えて落下実験も何度も行われているそうです。
実際に地震が発生しても、東日本大震災のような揺れにも耐えられる状態になっており、安心して格納できるのも魅力と言えるでしょう。
自動搬送システムを導入したことで、参拝したい時にいつでも参拝できるというメリットがあるのです。
高齢化が加速していく中で年配の方が参拝する際には、その都度お墓まで足を運ぶ必要があり、それが大きな負担になっていました。
また、土地が少ない都市部においては霊園や墓地が不足し、郊外に霊園や墓地を作られることも少なくありません。
そのため、参拝に行く際には郊外まで出る必要があり、年配の方はこまめに足を運びたいという思いが叶わない状態が続いていたのです。
しかし、ビル型の最先端の技術を活用した龍生院の納骨堂は、自分の都合に合わせて行きたい時に参拝できる画期的な仕組みとなっています。

■機械式納骨堂が増えている

2014年に改修工事がなされて以降、龍生院は参拝のしやすさとこれまでにない機械式納骨堂が話題を呼びました。
現在、深刻な墓地不足の影響で多くの厨子を格納できる巨大な納骨堂が求められており、龍生院だけでなくほかの寺院でも機械式納骨堂が登場しています。
名古屋市にある白龍館彩蓮もそのうちの1つで、12000基もの厨子を収容することができるほか、顔認証や万単位の厨子を自動搬送するシステムを導入しています。
墓地不足という現状を踏まえ、このような機械式納骨堂はさらに多くの人々に受け入れられていく可能性が高いです。
龍生院の納骨堂「三田霊廟」もまた、そういった最先端技術を取り入れた機械式納骨堂として、人々に親しまれていくことでしょう。

3.お寺でロボットの研究をしているって本当・・・?

お寺でロボット教室をしていると言っても、ピンとこない方も多いのではないでしょうか?続いてお寺でロボットの研究をしているという噂ですが、ロボット研究は少しだけ間違っていて、正しくは港区在住の子どもを対象としたロボット教室を開催しています。
ロボット教室やプログラミング教室などは、現在小学生に非常に人気があります。
龍生院のロボット教室とはどんな内容で行われているのでしょう?

■龍生院の寺子屋ラボ

龍生院では、小学校1年生~6年生までを対象にロボット教室「寺子屋ラボ」を実施しています。
名前の通りお寺で開かれるロボット・プログラミング教室で、隔週の土日に1日2回ずつのクラスになっています。
午前・午後ともに1回3時間程度の内容になっており、じっくりロボット制作やプログラミングを学べるのが特徴です。
ベーシックコースとアドバンスコースの2つがあり、ベーシックは初心者向き・アドバンスコースは通学1年以上の子が対象です。

ロボット制作では、近年小学生からの習得が望まれるプログラミング能力を身に付けられます。
寺子屋ラボでは専用言語による本格的なプログラミングでロボット完成後の動作確認を行っているのですが、パソコンが初めての小学生でも取り組みやすい内容になっており、サポート体制も整っているので誰でも安心して学べるでしょう。
実際にロボットは2人1組で制作し、プログラミングでその都度動作確認をして改善するという作業を繰り返していきます。
繰り返し改善することで、達成感も感じられるようになっています。

また、寺子屋ラボは教育用の「レゴ・マインドストームEV3」の教材を使用しています。
レゴ・マインドストームEV3はアメリカマサチューセッツ工科大学の研究成果が元になった教材です。
しかし、教材は毎回オリジナルのテキストが配布されるため、購入する必要はありません。
小学校低学年でも読みやすいよう平仮名も記載されているので、本格的な内容が自然に身に付きやすいのも特徴です。

授業の最後に、みんなの前でその日取り組んだことを発表します。
自分の考えや工夫点を言葉にして伝えるというプレゼンテーション能力も養えるので、様々な場面で活かせるでしょう。
さらに、国際的なロボットコンテストにも参加しているため、学習の成果を発揮する機会も設けられています。
最先端の教材から的確な知識と実践力を学び活かすことができるのも、やりきる力が身に付くポイントと言えるのではないでしょうか?

■歴史・文化に触れるきっかけにも

寺子屋ラボのロボット・プログラミング教室は、ロボ団の試験に合格した専任の講師が教えています。
授業が始まる前には、お坊さんや宮司さんが日本の伝統や文化、お寺の歴史などもお話ししてくれます。
お話の後にはその日の課題が出されるので、授業の度に知識を広げていけるでしょう。
小学生の子どもたちは、神社やお寺に行くきっかけもなく、実際に訪れる機会も少ないです。
そんな中、寺子屋ラボでは神社仏閣見学もできます。
ロボットやプログラミングで子どもたちの好奇心を引き出しつつ、日本の伝統や文化に触れるきっかけを作っているのです。
こうした取り組みは、他のロボット制作・プログラミング教室とは大きく異なる点となります。
挨拶・礼儀作法も自然と身に付くので、ITの知識を学びながら道徳や日本の文化、礼儀作法なども学びたい方におすすめです。
寺子屋ラボは、東京・神奈川・千葉・静岡・京都・大阪・福岡など計20ヶ所で実施されています。
龍生院の寺子屋ラボはその中の1つで、体験教室はすぐに満席になるほどの人気ぶりです。
お寺でロボットやプログラミングを学びつつ、人格形成のための場としても活用してみるのも良いでしょう。
体験教室も開催しているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?

4.お寺なのにデザイン賞受賞してるって本当・・・?

龍生院では機械式納骨堂やロボット研究など、お寺としてのイメージが湧きにくい特徴を持っていることが確認できました。
しかし、意外な評判はそれだけに留まらず、暮らしや社会に密接するグッドデザイン賞を受賞した経歴も持っていて、噂も真実であることが分かりました。
「お寺なのにデザイン賞?」と疑問に思う方も多いので、ここで龍生院が受賞した詳細について解説していきましょう。

■グッドデザイン賞とは?

グッドデザイン賞は普段の暮らしや社会をより良い環境にしていくために行う活動のことです。
1957年に開始してから「Gマーク」をシンボルに広く周知されてきました。


グッドデザイン賞の受賞対象は、製品や建築、システム、ソフトウェア、サービスなど非常に様々な分野に対して評価しています。
建造物や日用品など形あるものだけに留まらず、何らかの理想や目的を達成するために手掛けたデザインも評価対象となっています。
複雑化する現代社会において、課題解決や新しいテーマには質の良いデザイン性が問われており、期待されているとも言えるでしょう。
厳密な審査と多様なプロモーションによって、グッドデザイン賞という名誉ある賞が誕生しました。

■龍生院がデザイン賞を受賞するまでの背景

龍生院は元々高野山にあった寺院で、長い間地域の心の拠り所とされていた伝統的な仏教寺院です。
少子高齢化などの理由で家族形態が変化しつつあり、人口が都市部に集中していくことで従来のようなお墓参りのスタイルを貫くことは難しくなってきています。
現代は物理的・経済的な面で多くの人達が負担を感じ、先祖供養や祈りを捧げるという行為が薄れてきているようです。
しかし、龍生院では全ての人が心の平和を維持していくためにも、先祖を敬う行為は継承すべき文化であると考えています。
そこで、現代の日本社会において必要な新たな「拠り所」として、進化させたデザインをモチーフに鉄筋コンクリート造の寺院を導入しました。

■デザイン賞を受賞した龍生院の特徴

龍生院は都心の敷地を活用しているため、非常に狭小な土地に本堂や納骨堂などを建物内部に一体にして納められています。
中でもこだわりを見せる創意は、祈りの空間を個々に設けているところではないでしょうか。
都市環境にふさわしい形で参拝できるスタイルと人々を迎え入れる参道は、正面性が表現されいつでも気軽に参拝に立ち寄れるよう工夫されています。
建物に入ると物理的以上に参拝室までの距離を長く感じさせるよう、厳かな印象と雰囲気が強く漂っています。
墓石で囲まれた三方向の枠は建物正面と同じようなデザインで、日常生活と異空間、2つの結界が表現されているようにも見えるでしょう。
建物に使われている建材は木や石など自然素材を用いることで、多様な変化が反映されています。
鏡面処理を床や壁に用いて空間を拡大させ、開放的な雰囲気を作り出すことにもこだわっているようです。
仏教寺院の厳かさと都市生活向けの新しい祈りの空間を追及した建造物ということで審査委員から高く評価を受け、グッドデザイン賞受賞となりました。

■ピアニスト西川悟平が龍生院でコンサートを開催

奇跡の7本指ピアニストで有名な西川悟平は、浪曲師である父・西川幹彦の息子でオペラ歌手としても活動している人物です。
ジアニストと診断され一時は両腕が動かない時期がありましたが、懸命なリハビリの末、7本の指が使えるまで回復しました。
現在ではニューヨーク公演をはじめ、数々のコンサートに出演しています。
そんな西川悟平が龍生院で、スペシャルディナーショーを開催しました。
ピアノリサイタルと一緒に食事を楽しむといった寺院では珍しい催しです。
これも宗派を問わない龍生院だからこそ取り入れられる新しい祈りのスタイルと言えるでしょう。

龍生院は都市にありながら先祖や肉親を敬うことを大切にしています。
より多くの人が少しでも祈りの時間に触れられるよう、従来の建物を改修しました。
由緒正しき古刹が都会の中で生き続けようとする思いが建築家に託され、グッドデザイン賞を2015年に受賞した実績があります。

5.「龍生院」のウワサ検証結果まとめ

皆さんが抱くお寺のイメージとは、閑静で近寄りがたいといった感覚で捉えている方は多いかと思います。
しかし、今回ご紹介した東京都港区にある龍生院は、これまでの印象を払拭する現代的なデザインを主張している寺院です。
現在は多くの人の寺離れが目立ってきていますが、龍生院ではお骨が自動搬送できる機械式納骨堂を設置し、利便性を重視した新しい参拝方法を考案しました。
龍生院の納骨堂は数分ごとにお骨が入れ替わり、個々の参拝室でゆっくり故人と向き合えるようになっています。
東京都の人口に対してお墓が足りていない状況をどう維持管理していくか考えた結果、このようなビル型の納骨堂建設に踏み切ったと言えます。
また、少しでも多くの方たちが寺院を身近に感じてもらえるよう、小学生を対象としたロボット教室体験会や、祈りの空間を日常的に感じてもらうためにデザイン性などにも重視しています。
365日いつでも手ぶらで立ち寄ることができる点も、龍生院ならではの魅力と言えるでしょう。
様々な噂を検証してきた結果、より身近で利用しやすい寺院を目指していることが分かりました。

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