企業の成長戦略の一つとして挙げられる「ブランディング」ですが、実はよくわからないという人もいるでしょう。
文字通り、企業のブランド力を向上させる活動を指すブランディングをおこなえば、認知度や差別化によって市場でのポジションを確立できます。
これは何も大企業に限った話ではなく、中小企業や零細企業、個人事業主にも大いに関係のあるものなのです。
それは一体どういうことなのでしょうか?
今回は、ブランディングを軸にしてデザイン企画をおこなう「株式会社トキネクト」についての評判をご紹介しましょう。
トキネクトとはどんな会社?
愛知県名古屋市に2020年12月設立の「株式会社トキネクト」は、倉知礼門氏が代表を務めます。
ウェブサイト企画、構築、運営から、写真撮影、映像制作、グラフィックデザイン、広告・名刺デザイン、リーフレット・店舗デザイン、設計、施工など、ブランディングについて戦略・実施・展開までをサポートする会社です。
株式会社トキネクトの代表取締役を務めているのが、倉知礼門です。
クライアントに向き合い、じっくりとヒアリングすることで相手が求めるものの本質を見いだしつつ、会社規模や予算といった限られた条件の中でできることを提案しています。
そのため、クライアントの会社規模にかかわらず付加価値の高いデザインを提案すべく、料金体系は公開していません。
また、経営戦略におけるデザインの重要さを多くの人に知ってもらうべく、ヒアリングに注力しています。
デザイナーに遠慮して意見が言えない、専門用語ばかり並べたてられてわかるように説明してもらえない、などといったありがちな事態はトキネクトでは起こりません。
クライアントの会社規模の大小にかかわらず、気負わずにやり取りができるような環境づくりに取り組んでいます。
トキネクトの「デザイン」
「TIME(時)」と「CONECT(つなぐ)」を組み合わせて名付けられた社名の通り、“時を繋ぐ”という思いが込められています。
トキネクトが創るデザインによって時代が変わっても繫栄し続けてほしい、いつか歴史的なアートや建造物に並ぶようなデザインを創りたいとの思いから、先進的かつ、普遍的なデザインを創っています。
自然と目に留まり、直感的に脳に記憶されるデザインには黄金比や白銀比、青銅比といった絶対的理論数列が存在し、古くからさまざまなシーンで活用されてきました。
国や文化が違っても美しいと感じるデザインは変わらないという自分たちが持つ“美しさの方程式”によってトキネクトのデザインは創られています。
デザイン一つが大きな転機となることもある、ということを知るトキネクトでは“困っている誰かの助け”になるデザインづくりをおこなっています。
大企業にも匹敵するクオリティを有する中小企業は、ただ単にスポットライトが当たっていないだけでもっと評価されていいはずです。
トキネクトではそのような評価すべき会社や、困っている人に対して、デザインを通して手助けしたいと考えています。
そうすることで世の中を少しずつ良くしていけると確信しているのです。
トキネクトの「ブランディング」
ブランディングとは、企業やその商品などに対するイメージを定着させるための活動をいい、マーケティングの一種になります。
ロゴやデザイン、キャッチフレーズや商標など、いくつもの要素が組み合わさっておこなわれるブランディングによって、類似した商品やサービスとの差別化を図り、市場における自社のポジションを確立するのが一般的な目的です。
そのため、ブランディングは大企業がおこなうものと考えがちですが、実は、中小企業こそブランディングを経営戦略に据えるべきだとトキネクトは考えています。
価格競争が始まると中小企業は太刀打ちできません。
そこで、ブランディングによって自社に独自の価値を付け、独自のルールで戦う必要があるのです。
トキネクトではその独自の価値やルール作りを一緒に考えることをブランディング活動としています。
では、実際にはどんなことをするのでしょうか?
まずはクライアントが今まで積み上げてきた歴史を知ることから始めます。
一つひとつを掘り下げていき、どこが肝なのかを探ります。
そこで起こりうる未来と、理想的な未来のビジョンを何度も作り直すのです。
この、原点回帰と未来創造を繰り返すことで“絶対にぶれないデザイン”が出来上がります。
トキネクトではオリジナルのヒアリングシートを用いてクライアントの中にある“本当の考え”を聴き、デザインに落とし込んでいきます。
時間がかかる方法であっても、本質を見いだし最適なデザインを創り上げるには欠かせない工程です。
トキネクトの「名刺」
名刺も個性を表現するアイテムの一つと考えるトキネクトでは、紙質と特殊加工を施すことでシンプルでありながら美しい名刺づくりを心がけています。
0.1mmの文字間や行間のデザインにまでこだわり、手触りやサイズ感までデザインします。
デザイン・紙質・加工までのすべてをオーダーで創り上げるトキネクトの名刺は一見すると簡素に見えるものの、普段使いの上質を楽しめる、自分に馴染んだ感覚を持てる仕上がりが特徴です。
名刺は相手の事業内容や役職といったデータだけでなく、その人の考え方なども読み取れます。
派手で高級な名刺は華やかであっても中身が伴っていないこともあるのが現状です。
トキネクトでは自分らしさにこだわりつつも、受け取った相手の反応も楽しめるような普段使いの高級さを味わえる名刺づくりに努めています。
トキネクトの「写真」
デザインを創る際に欠かせないのが写真です。
トキネクトでは、訴求力の高い写真に言葉を添えることで直感的に響くデザインづくりをおこなっています。
広告とは、見た人を一瞬でその世界に引き込めるような写真が1枚あるだけで完成するといってもいいでしょう。
それくらい写真には訴求力を持たせられます。
トキネクトでは必要最小限にまで情報をブラッシュアップさせた写真を用いることで、無意識に人の心に訴えかけるデザインを考えています。
トキネクトの「システム」
当たり前に繰り返される毎日の業務の中で、見直しや改善の余地があっても見過ごされている場合はよくあります。
「時間がないから」「面倒なことになりそうだから」といったネガティブな理由からみすみす効率化のチャンスを逃してしまうのは得策ではありません。
トキネクトなら「これ以上やりようがない」というところまで既存システムへ手を入れることで、クライアントが求める以上のシステム提供を可能にします。
どのようなものであっても、視点を変えるだけで改善の余地は生まれるものです。
トキネクトでは固定概念を覆すことでユーザービリティに特化させ、フィット感の高いシステム構築を目指しています。
あらゆる業務に対応できる柔軟性と拡張性により、事業の加速度が未来的に進化できます。
まとめ
今回はブランディングを軸にデザイン企画をおこなうトキネクトについて、ご紹介してきました。
ロゴのデザインやキャッチフレーズなどの要素を組み合わせていくことでおこなうブランディングですが、大企業だけのもの、中小企業や零細企業には無縁のものと思われがちです。
しかし、中小企業や零細企業、個人事業者にこそブランディングが大切だとトキネクトは考えています。
業界での競争が激化した際、自社ならではの魅力で戦わなければなりません。
競争に慣れている大企業は自社の魅力のアピール方法に長けているため、中小企業は不利になってしまいます。
そんな困っている誰かにデザインの力で手助けをしたいと考えるトキネクトは、今後の活躍を期待したい会社の一つだといえるでしょう。