乃木坂46山崎怜奈も注目!最近のフェイクニュース事情と対策法
Fake News and Gossips. Tiny People Reading Newspapers and Social Media Information in Internet on World Map Background, False Info Fabrication Concept with Cartoon Characters. Vector Illustration
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10月14日にTOKYO FMの「山崎玲奈の誰かに話したかったこと。」という番組内で、パーソナリティを務めている乃木坂46の山崎怜奈さんが「身のまわりのフェイクニュース」について調査していました。
そもそもフェイクニュースとは、ニュース報道であると信じ込ませ嘘の情報を広める偽のニュースです。

近年、世界中でも社会的な問題として取り上げられているので、フェイクニュースという言葉自体はご存じの方も多いのではないでしょうか?

今回番組で取り上げられていたのは、SNS上のフェイクニュースでした。
今回は、最近出回っているフェイクニュース事情と対策法を番組内容と併せてご紹介していきましょう。

Contents

気軽に出回っているフェイクニュース

今回のラジオ番組内でもリスナーからフェイクニュースにまつわる話を何件も紹介していましたが、最近出回っているフェイクニュースは気軽に出回っているものが多く見られます。
例えば、友人から回ってきた情報を信じ込み、その情報通り午後出席するはずだった授業を休んでしまったというリスナーがいました。

情報を回した友人が午後の授業には出ていたのかもそのメッセージでは分かりませんでしたが、その友人すらもリスナーと同様にフェイクニュースを信じ込んでいた可能性は十分に考えられるでしょう。
リスナーの友人が故意にリスナーに対して情報を流したかどうかが重要になるのではないかと、山崎さんも考え込んでいました。

このリスナーからのメッセージ以外にも、身のまわりにあったフェイクニュースが次々と寄せられていました。
ウィンナーコーヒーを初めてTwitterで見た際に、ウィンナーがコーヒーに浸してある画像だったためそれ以来そういうものだと信じ込み、彼女の前で作ってあげたら爆笑されたという可愛らしいエピソードや、友人を家に連れてきたら必ず母親が自己紹介とともに「M-1予選敗退者です」と嘘を言っていたのを友人が信じてしまい、学校中で話題になってしまったといったエピソードもありました。

どれもそこまで害のないエピソードでしたが、意外と自分のすぐ身近にもフェイクニュースがあるのではないかと思えるものだったのではないでしょうか?
どんな情報であったとしても、偽の情報に踊らされてしまうのは嫌なものです。

近年ではSNSの普及から、大小さまざまなフェイクニュースが飛び交っていることをまずは認識することから始めなければいけません。

ブロガー

チェックしてみないとフェイクかも分からない現状

ラジオ番組にゲストで訪れていたのは、ジャーナリストの堀潤さんでした。
ジャーナリストという職業柄、日々多くの出来事をあらゆる面から情報収集しているのだと思いますが、テレビや新聞、ネット、SNSなどの情報は逐一チェックしてみなければ分からないことが多いと言っていました。

その情報が正しいものかどうか、判断できる材料を探すことも大変なのです。

最近では新型コロナが全世界で流行していることもあり、それに関連したフェイクニュースも非常に多くなっています。
番組内でも紹介していた例としては、「息を吸って10秒我慢できればコロナに感染していないらしい」といったフェイクニュースです。
普通であればあまり信じられない情報でもありますが、SNSであたかも本当かのように拡散されてしまったことで、信じ込んでしまう人が続出したようです。

それだけコロナに対して、恐怖を感じていたり危機感を覚えていたりする証拠なのかもしれませんが、フェイクニュースを信じ込んでしまうことで自分はコロナではないと思い込み治療が遅れてしまうケースも十分に考えられます。
そうなってしまうとコロナがより拡散されてしまったり、コロナが原因で最悪の場合命に関わってしまったりする可能性もあるでしょう。

情報を見たらどこがソースなのかをしっかりとチェックしなければ、フェイクニュースかどうか見極めることも難しい現状になっているのです。

また、アメリカ大統領のトランプ氏は就任後2年間で約8,000回以上も嘘をついていたことが明らかになっています。
アメリカ大統領という知名度の高さからして、そこまで頻繁に嘘を流しているとなると、信頼度が低下しないのか不思議に思われる方も多いでしょう。

トランプ氏は主にTwitterを用いて嘘をついていることが多くあることから、Twitter社がトランプ氏のツイートに「事実かどうか確認する必要があるツイート」である旨のラベルを貼るようになりました。
影響力のある人物が、ここまで身近にフェイクニュースを発信していることにも驚きですが、SNS上だから何を言っても許されるわけではありません。

特に有名で影響力のある人物であれば、フェイクニュースの取り扱いにも十分注意しなければならないでしょう。

フェイクニュースを見破る対策法はあるの?

番組内で堀さんにフェイクニュースの見破り方について聞いていましたが、堀さん曰く「不安を煽るものや怒らせるようなもの、感動させるようなものなどがあれば、一度大丈夫かなと立ち止まる」ことが大切だと語っています。
確かに、フェイクニュースの多くは人々の関心を得るために大袈裟な見出しや内容を出していることが多くあります。

特に最近では、新型コロナ関連で不安を煽るようなニュースも多く出回っていることもあるので、そういった情報は真実なのか、その記事だけでなく情報源であるソースもしっかりと確認することが、フェイクニュースを見破るために必要となるでしょう。

フェイクニュースは今や世界中に溢れていることから、国内外でも事実の確認を専門的に行ってくれる機関が立ち上がっており、そこでファクトチェックをしてみても良いかもしれません。

その他にもフェイクニュース対策としては、同じニュースを扱っているメディアがあれば比べてみるというのも一つの手段として挙げられます。
比べた際に事実関係が異なっている場合、どちらかに嘘が含まれている可能性が高まります。
フェイクニュースかどうかを見極めるためには、自分自身の疑う目も非常に大切です。

堀さんが番組内で言っていたように、今の時代は情報やメディアはただ信じるものという認識をやめ、自身が判断する時の一つの材料である認識に留めておくようにしましょう。
そのニュースが本当なのかどうかは、実際に事実確認をしなければ分からないことが多くあります。

あまりに過剰な見出しに惹かれてしまうこともあると思いますが、そういったものに対して真実だと思い込んでしまう前に「これは本当なのかな」と一度立ち止まってみることがフェイクニュースを見破るために必要です。
自分自身の疑う目を養いつつ、しっかりと情報を見極めていくことが大切です。

山崎さんもフェイクニュースに騙されない方法として「想像力を働かせる」ことを提案しています。
どんな情報でも単純に鵜呑みにはせず、その前後の文脈や出来事の背景に想像力を働かせて考えてみることで、情報の断捨離や分析ができるのではないかと話していました。

パソコンしてる女性
今回は乃木坂46の山崎玲奈さんも注目している最近のフェイクニュース事情からその対策法まで併せてご紹介してきました。
世界中でフェイクニュースが溢れている現状、しっかりと自分自身そのニュースが真実なのか、自分は嘘に踊らされていないかを見極めていかなければなりません。

不用意にすべての情報を信じ込むのではなく、一度立ち止まり考えてみる、想像してみる力をつけていきましょう。

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