太陽光発電などの再生可能エネルギーは、新しい時代のエネルギーとして注目されています。
特に、発電した電気を買い取ってもらえるFIT制度があり、売電による長期的な利益が見込めることから太陽光発電は投資先としても人気が上昇中です。
太陽光発電の施設を個人で設置し運用するためには、高額な初期投資と発電所維持のノウハウが必要となります。
そのため、少ない資産からでも再生可能エネルギーへの投資でき、土地や知識も不要な「ファンド」という投資方法への期待は高まり続けている状況です。
今回は、再生可能エネルギー投資と、ファンドの一般的な事例、再生可能エネルギー投資で実績があるRSアセットマネジメントの運用資産総額についてご紹介します。
これから再生可能エネルギー投資を始める人も、すでに始めている人もぜひ参考にしてみてください。
Contents
RSアセットマネジメントの再生可能エネルギー投資
RSアセットマネジメントは、太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーのアセットマネジメントを行う会社です。
地球環境に優しいエネルギーが求められる時代となり、再生可能エネルギーへの期待が高まる中、様々な会社が再生可能エネルギーを扱うようになりました。
数ある再生可能エネルギー投資会社の中でも、RSアセットマネジメントはエネルギー問題の未来を考えた将来性のある会社として注目されています。
RSアセットマネジメントでは、全国各地に太陽光発電設備を設置している実績があり、太陽光発電の他にもバイオマス発電や風力発電、地熱発電や水力発電などの開発を行っています。
再生可能エネルギー投資は、不動産や株などの投資と比較するとリスクが低い点がメリットです。
低いリスクながら5%以上の平均利回りが期待できます。
さらに、再生可能エネルギーはCO2排出量の削減につながるため、環境問題にも貢献できる点も魅力と言えるでしょう。
再生可能エネルギーへの投資信託とは
太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーの施設は、設置するために高額な初期投資が必要となる点がネックになりがちです。
そのため、地球環境に優しい未来にとって必要な施設でありながら、なかなか普及が進まないことが国際的に懸念されています。
そのため、再生可能エネルギーへの投資ファンドへの期待が高まってきました。
再生可能エネルギーへの投資信託では、投資のための合同会社を設立して投資家を募る形で事業を展開します。
企業が運営するファンドで出資者を集めて、再生可能エネルギー発電の開発を行うため、多くの出資者が集まれば一人ひとりの負担額は小さくできる仕組みです。
さらに、再生可能エネルギー発電に必要な運用ノウハウがある企業が代表であれば、発電効率を考えた設置場所、施工方法、運用などができるため、技術的なことに詳しくない一般投資家も手軽に安心して投資ができます。
太陽光発電ファンドの仕組みと一般的な事例
太陽光発電ファンドでは、どのようにお金が流れるのでしょうか?
ファンドの仕組みと、投資費用・利回りの実際をご紹介します。
ファンドの仕組み
太陽光発電では売電により利益を出していきます。
まず、匿名組合契約をした出資者は、ファンドの中心的存在となる企業である営業者に出資します。
営業者は出資金をもとに太陽光発電を運用し、発電した電力を電力会社などに売って毎月の売電収入を得ていきます。
売電収入から太陽光発電施設の運用に必要な経費を除いた分が営業利益となり、出資割合に応じて出資者に分配されるという形が、ファンドの仕組みです。
出資者への分配金は一般的には年に1回、口座への振り込まれます。
つまり、いかに効率良く発電し、売電するかが太陽光発電投資では重要です。
RSアセットマネジメントの場合、発電所設置の実績があり、運用ノウハウがある点で発電効率が期待でき、運用益の期待度も高いと考えて良いでしょう。
投資費用と利回りの事例
太陽光発電については様々なファンドがあります。
ここからは、実際のファンドの情報から具体的な投資費用・利回りについてチェックしていきましょう。
①ファンドA
申込単位:10万円
出資募集総額:2,700万円
目標利回り:5.0%
運用期間:1年
②ファンドB
申込単位:10万円
出資募集総額:3,200万円
目標利回り:5.6%
運用期間:5年
③ファンドC
申込単位:50万円
出資募集総額:3億9,600万円
目標利回り:9.2%
運用期間:20年
一般的な太陽光発電投資では、申込単位つまり出資額は1口10万円です。
申込単位が50万円以上のファンドや、10万円以下から投資できるファンドもあるものの事例は少ないと言えます。
また、運用期間が1年あるいは5年となるファンドが多く、運用期間満了後には出資金などを精算し投資終了です。
運用期間20年のファンドの場合は、売電期間終了時まで投資が続きます。
長期のファンドを選択する場合には、太陽光発電のパネルやパワーコンディショナーの寿命と交換費用についても考慮が必要です。
基本的に、パネルの寿命は20~30年、パワーコンディショナーの寿命は10年が目安で、故障による交換などのリスクも考えなければならないでしょう。
特にパワーコンディショナーは交換に50万円以上の費用が必要となるため、投資期間中に交換の必要が生じると分配率にも影響しかねません。
運用資産額はどう判断すべきか
太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーへの投資を考える際、ファンドを選ぶ指標として運用資産総額はどう判断すべきか迷う人もいるでしょう。
基本的に、再生可能エネルギー投資を行う場合には、やはり運用資産総額を確認してファンドの規模をチェックすることが大切です。
運用資産総額は多ければ良い、少なければ悪いとは一概に言えないものの、原則として規模の小さなファンドよりは大きなファンドを選ぶべきと言えます。
運用資産総額がポイントになる理由
規模の小さなファンドの場合、分散投資が難しくなります。
10億円未満など規模が相当小さいファンドだと、運用期間の満了前に運用が終了してしまう可能性も否定できません。
繰上償還されれば資産運用の見直しが必要となるばかりか、運用益に対する税金の支払いも発生します。
運用資産総額が大きいメリット
再生可能エネルギー投資で運用資産総額が大きいファンドを選ぶメリットは、様々です。
まずは、十分な分散投資でリスクを軽減できる点が挙げられます。
再生可能エネルギーは、自然を相手にしているため1つの施設だけに限定して投資するよりも、複数の施設に投資する方がリスクコントロールが可能です。
運用資産総額が大きいファンドなら、分散投資により投資のリスクを抑えられると言えるでしょう。
また、規模が大きいファンドなら経費率の点でも有利です。
運用資産総額が大きければ、ファンド経費の割合が低くなります。
そして、ファンドの規模が大きければ情報公開も積極的な傾向があり、運用体制も充実しています。
もちろん、小規模なファンドは流動性が低い市場ではフレキシブルな運用ができる利点があるものの、一般的な運用成績では規模の大きなファンドに軍配が上がるでしょう。
運用資産総額が増加傾向かをチェック
再生可能エネルギー投資をする際には、運用資産総額が増加傾向にあるのか、減少傾向にあるのかもチェックすることが大切です。
規模が大きなファンドでも、運用資産総額が減少傾向なら不安材料となります。
100億円以上の運用総額資産があり、分散投資が可能なファンドだとしても、数ヶ月以上も減少傾向が続いているなら理由を探るべきです。
運用資産総額が減少する理由としては、投資市場が冷え込んでいることや、解約数が増えていることなどが考えられます。
特に、運用資産総額が減っている原因が解約数の増加によるものだった場合は、なぜ解約が増えているかをチェックしてみてください。
RSアセットマネジメントの運用資産総額は?
ここからは、再生可能エネルギー投資で注目されるRSアセットマネジメントの運用資産総額について確認していきましょう。
RSアセットマネジメントは規模の大きいファンド
2020年1月に、RSアセットマネジメントの運用資産総額が1,850億円に到達したことが公式発表されています。
RSアセットマネジメントの運用資産総額が1,850億円に到達したのは、2019年の12月時点での数字です。
投資信託の世界では、運用資産総額の平均値が100~200億円であることから考えると、RSアセットマネジメントは規模の大きいファンドと言えるでしょう。
つまり、RSアセットマネジメントは経費率を抑えながら、繰上償還のリスクを回避できる再生可能エネルギー投資のファンドと言えます。
RSアセットマネジメントの運用資産総額は増加傾向
契約年別に確認すると、RSアセットマネジメントの運用資産総額は年々増え続けています。
太陽光発電については、2014年12月から1年後には4倍以上に、2015年からの1年間でさらに2倍、そして2016年の12月末には770億円の運用資産総額へと増加を続けました。
2018年には、太陽光発電にバイオマス発電が加わって、RSアセットマネジメントの運用資産総額は1,200億円を達成しています。
そして、2019年には風力発電の事業も始まり、運用資産総額はさらに増加して12月末の時点で1,850億円を達成しました。
このように、RSアセットマネジメントの運用資産総額が増加し続けていることは、太陽光発電を始めとした再生可能エネルギー投資が市場として活発であることが理由の1つと言えるでしょう。
さらに、RSアセットマネジメントの再生可能エネルギー投資を選ぶ投資家が増え続けていると判断できます。
再生可能エネルギー投資は、資産運用を考える人にとって有意義な選択肢として期待されています。
これからの資産運用は、再生可能エネルギー投資抜きでは語れないと言っても過言ではありません。
ただし、様々な再生可能エネルギーファンドがある中で、どのファンドを選ぶべきかは重要です。
総運用資産から判断すると、RSアセットマネジメントはおすすめの再生可能エネルギー投資と言えるでしょう。