それって嘘?本当?安田昌夫さんから聞いた歴史の豆知識
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みなさんこんにちは!

突然ですが、みなさんは歴史って好きですか?

小学校、中学校、高校と歴史(小学校は社会ですかね?)の授業ってありますが、
私自身その内容に関してはあまり覚えていません。

でも中には歴史が大好きで事細かに暗記している人もいますよね。

授業で習う歴史って暗記ばかりで嫌になってしまいがちですが、
歴史マニアの人から聞くお話はとても楽しい気がします。

私はよく歴史愛好家の安田昌夫さんから
いろんな時代の歴史に関する豆知識なんかを教えてもらうのですが、
今日はそんな歴史好きな安田昌夫さんから聞いた歴史の豆知識の中でも
歴史が好きになる勉強方法についてみなさんにご紹介していきたいと思います!

歴史が苦手な人が多い理由

とにかく暗記ばかり

歴史が苦手だという人にその理由を聞いてみると、
ほとんどのひとが“暗記する内容が多すぎるから”と答えます。

「私は暗記が得意!」という人には何の問題もないかもしれませんが、
覚えるのが苦手という人にとってはこんなに辛い科目は無いと思います。

数学や科学などの場合、数式などを使って答えを導き出します。
つまり、その答えが出る過程を理解し納得でき、その数式を使って他の問題も解くことが出来るのです。

しかし歴史の場合、数式があるわけではないので、
どうしてその出来事が起こったのか、
理解し納得する為にはその時代背景などもまた暗記するしかなく、
結局全て暗記なのです。

知らない言葉がたくさん

歴史を勉強していると、次々に知らない言葉が登場してきます。
例えば大化の改新という出来事を勉強するとしましょう。

その説明によると大化の改新とは
“中大兄皇子(天智天皇)と中臣鎌足が645年の乙巳の変をきっかけに始めた古代日本の政治改革。”となっています。

大化の改新を覚えるのに、乙巳の変という言葉が出てきてしまいましたね。

これがどういう出来事なのか元々知っていればああそうなんだ、と納得できますが、
そうでなければただただ暗記していくだけで、理解や納得することは出来ません。

歴史を勉強していると、このようなことが沢山出てきます。

イメージが湧かない

歴史の勉強で壁にぶつかる理由のひとつに、イメージが湧かないからというものがあります。

現代とは時代背景も人々の暮らしや常識なんかも異なるわけですから、当たり前といえばそうですよね。

ましてや世界史なんか国も違うわけですから、尚更イメージしにくいと思います。

イメージが湧かないので、あるひとつの出来事が起こったとしても 何故そのような出来事が起こったのか、想像しづらいですよね。

安田昌夫

安田昌夫さんおすすめの勉強方法とは

安田昌夫さんは今でこそ歴史好きですが、学生時代はとても苦手で苦労したそうです。

そこで、どうして苦手なのか、暗記できないのかをまず安田昌夫さんは考えました。

その理由が先程ご紹介したものたちですね。
それを踏まえた上で歴史の勉強をどうしたら好きになれるのか、
得意になれるのかを考えた結果、いくつかの答えに辿り着いたそうです。

歴史は物語

まず安田昌夫さんは歴史を好きになる為に、
そもそも歴史を学ぶという概念を捨てて、物語なのだと思うことにしたそう。

つまり、歴史は暗記科目だという苦手意識を消すところから始めたわけなんですね。

暗記しなきゃと思うとそれだけで苦になってしまうので、
最初はへ~、そうなんだ。くらいの感じで歴史の本を読んでいったそうです。

勿論一回読んだくらいでは覚えることは出来ませんが、
頭の片隅に“あ、この話どこかで聞いたことあるな。”となるのでそれで良いそうです。

ちなみに、歴史上の人物だって私たちと同じ人間なので、
時代背景は違えど同じようなことを考えたり恋愛だってしています。

そう思うと人間味が垣間見えたりしてちょっと歴史上の人物に親近感が湧いたりもしますよ。

辞書を活用しよう

歴史の本を読んでいると、知らない言葉や出来事が沢山出てくると思います。

先程挙げた大化の改新という出来事を覚えるのに乙巳の変が出てくるのもそうですね。

それ以外にも、難しい言葉が沢山出てきます。

そこで活用してほしいのが辞書。
安田昌夫さん曰く、手元に辞書を置いて勉強することで
知らない言葉や出来事が出てきてもすぐに調べることができ、
何故その出来事が起こったのか、時代背景なんかも含めて理解することができるそうです。

辞書で調べるとそれに関連したことなんかも一緒に調べられますしね。

ただただ暗記していくのよりもずっと覚えやすくなるんだそうですよ。

簡単な言葉に置き換える

歴史の教科書って難しい言葉や言い回しが沢山出てきますよね。

例えば参勤交代は教科書だと“江戸時代において
各藩の主である大名や交代寄合を交替で江戸に出仕させる制度”となっていますが、
このままだと言葉自体が難しくて何だかよく分かりませんよね。

簡単にいえば、江戸時代に、自分の領地と江戸との間を定期的に行き来する制度だということです。

難しい言葉のまま覚えようとすると大変なので、
一度噛み砕いて自分の言葉に置き換えることで、暗記しやすくなるんだそうです。

好きな時代や人物から勉強する

歴史を勉強するとき、人類の一番最初から一気に覚えようとするとそれは大変です。
(もちろん学校の試験勉強なんかの場合には覚えていくしかないですが。)

安田昌夫さん曰く、自分の興味ある分野から勉強するととても楽しくなるんだとか。

それは人物でも時代でもなんでもいいそうです。

勉強をした上で好きな歴史上の人物ゆかりの地を訪れると、楽しめるだけでなくより一層興味が湧いてくるそうですよ。

安田昌夫

安田昌夫さんが好きな歴史上の人物

ここからは安田昌夫さんが好きな歴史上の人物をご紹介していきます!

小野小町

平安時代前期、9世紀頃の女流歌人です。
小野小町と言えば秋田県の出身で、晩年も秋田で過ごしたと言われていますが、
実は秋田県が生誕の地であるという確証はないんだそうです。
それどころか、山形県とする説や京都、滋賀、福井、福島、神奈川など、
全国各地に生誕の地だという説があるのです。
晩年を過ごしたとされる地も様々で、
小野小町のお墓とされる場所が日本各地に点在しているんだとか。すべて訪れてみたいですね。

ダグラス・マッカーサー

アメリカの軍人で連合国軍最高司令官や国連軍司令官を務めた人物ですね。
軍服を着てパイプを吸っている写真が印象的なあの方です。
マッカーサーが宿泊したとされる客室が今も横浜のホテルニューグランドに残っています。

軍用食料の日本調達計画の断念と、
これからの占領政策の最重要施策が食料供給であることを認識したとされている目玉焼き事件が起こったのも
このホテルなんだとか。

今自分が立っているその場所に当時歴史上の人物がいたと思うと、
なんだかとても感慨深いですし、もっと色々知りたくなりますよね。

まとめ

今回は歴史愛好家の安田昌夫さんから、歴史の勉強に関する豆知識を紹介してもらいました。

歴史の勉強をするうえで大事なのは、
難しい言葉のまま暗記するのではなく自分の言葉で頭に入れていくこと
興味のある人物や時代、出来事などから調べていくこと
そして歴史上の人物がいた場所やゆかりの地など、実際の場所に訪れてみることでした。

学生時代はあまり得意な教科ではなかったという人も、
大人になってからもう一度勉強してみることで、もしかしたら歴史の魅力にとりつかれるかもしれませんよ。

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