
新型コロナウイルスが猛威を振るい、外出の自粛やステイホームが求められています。
その影響で様々な店舗が閉店や業績悪化に苦しんでいますが、ECモールや通販といったネットショッピングは業績を伸ばしています。 特に家具・家電・衣服に関してはコロナ禍でもECでの売り上げが伸び、ECサイトの必要性は大きいものになっていると言えるでしょう。
今回はmode株式会社(モード株式会社)の事例から、ネットショップにおける集客の在り方を分析します。
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mode株式会社(モード株式会社)とは
mode株式会社(モード株式会社)は東京都中央区京橋に本社を構え、1997年10月に設立された会社です。
以下のような業務内容を展開しています。
・自社型サイト、及び、モール型サイトでのノウハウ支援
・SNSを活用したファン顧客の育成・維持・定着、及び、リピート率の向上支援
・顧客データベース(CRM)を使ったマーケティング活動の運営代行
・フジテレビ、TBS、講談社などの各種媒体とのPR、ブランディング開発支援
・各業界顧問による新商品開発
・コラボ商品の開発支援
・BtoB用サイト構築支援
・インバウンド、及び、海外販売支援
・営業ツールの制作
・HPサイト制作・改善支援
このようなインターネット販売戦略支援及び実店舗向けの集客支援を行っているようです。
mode株式会社(モード株式会社)がターゲットとしている業種は、総合通販・ファッション・食品・家具・電化製品・医療・健康用品など、多岐にわたります。
また、ECサイトを運営している企業、これから立ち上げようとしている企業様向けの講習サービスも展開しています。
mode株式会社ではこれまでにAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、様々なECサイトのノウハウ支援、HPサイト制作および改善支援、プロモーション支援を展開しており、既に2,000社以上のサポートを手掛けてきました。
ネットショッピングで利益を上げるのが難しい現代において、mode株式会社の支援により売り上げを向上させた実績を数多く残しています。
さらに、年間3,000件以上にも及ぶECサイト運営の成功・失敗事例の情報を集めて分析し、取引先の企業にとって最適と思える戦略を提供して実績につなげているのです。
コロナ禍でもECサイトで売り上げを伸ばす業界
飲食業や外食産業、観光業などがコロナ禍の影響で需要が低下し、深刻な売上不振に陥っています。しかし、コロナ禍でもECサイトで売り上げを伸ばしているのが、アパレル業界です。
実際にオンライン試着サービス「バーチャサイズ」を提供するVirtusizeの調査によると、ECサイトにおけるファッションの売り上げは前年の同時期に比べて約20%増加していることが分かっています。
また、大手アパレルメーカーのユナイテッドアローズやワールドも、店舗での売り上げが落ちた一方で、ECサイトでの売れ行きは好調だと発表しました。
ユーザー数に変化
ECサイトで売り上げを伸ばしているアパレル業界の中でも変化は起きています。具体的には、ECサイトを訪れるユーザー数に変化が表れているのです。
市場調査ツールのeMark+による国内のファッションサイト訪問ユーザー数は、1位がユニクロ、2位がZOZOTOWN、3位がベルメゾンでした。 ここで注目したいのはユーザー数で、1位のユニクロは前年度よりもユーザー数を落としているにも関わらず、ZOZOTOWNやベルメゾンはユーザー数を伸ばしています。
ユニクロと上昇している2サイトとの違いは、取り扱っているブランドの数です。 自社商品しか扱わないユニクロに対して、ZOZOやベルメゾンは多くのブランド商品を展開しています。
ステイホームで百貨店やショッピングモールに行けない中、「複数のブランドを見比べたい」というユーザーの目的が数字となって表れています。
苦しい実店舗の実情
ECサイトで売り上げを伸ばしている一方で、コロナ禍で外出自粛が続き、実店舗は客数が減少してしまいました。
現在もその苦しい状況は続いています。 老舗ブランドのレナウンでも民事再生手続きに入るなど、その状況は深刻です。
帝国データバンクが行った調査ではアパレルブランド23社のうち、「店舗での売り上げが下がった」と回答した企業は21社にも及び、多くの企業で店舗売り上げが下がっていることが分かります。
mode株式会社(モード株式会社)の事例紹介
店舗での売り上げが伸び悩む中、ECサイトへの進出を本格的に考えるブランド・企業も増えてきています。 そこで、ECでの販売戦略支援及び実店舗向けの集客支援で成功を収めているmode株式会社(モード株式会社)の事例をご紹介していきましょう。
水産食品製造を行う企業
水産商品製造を行う企業に対するECサイトの売り上げ・利益向上を支援した事例です。
水産食品の製造及び生鮮魚介の卸売りを行っている企業が、卸売だけでは不安を感じ、オリジナル商品を開発してECサイトで販売を強化したいと考えmode株式会社(モード株式会社)に依頼。
mode株式会社(モード株式会社)はサイトの改善とネット上での情報露出、メディア関係者へのPRを通した戦略を提案し、商品の選定や検索対策、商品ページの改善といったECサイトの基本施策を徹底し、かつ、認知度を上げるためにSNSを活用しました。
Instagram上で商品とマッチする人を探し、アンバサダーとして商品を発信。
また、銀座の百貨店に販売が決定したことをプレスリリースに掲載し、多くの媒体に露出することで検索が容易になる状態を作り上げたのです。
その上放送・出版業界に影響のある人に商品を提供した結果、テレビや雑誌で紹介され、現在は年商が2倍近く向上しています。
まとめ
コロナ禍で外出自粛などをきっかけにEC市場が売り上げを伸ばしています。
特にアパレル業界では実店舗が売り上げを落としている中、ECサイトでは売上を伸ばしているというのが現状です。
それぞれの企業の状態や商品・サービスによっても売り込み方は変わってくるとは思いますが、mode株式会社(モード株式会社)の成功事例から分析すると、「ブランドコンセプトの明確化で競合他社との差別化」「多くの施策を連携させること」「ファンを作ること」がネットでの集客の在り方と言えるでしょう。
ECコンサルの企業は数多くあるので、迷うとは思いますが、まずはmode株式会社(モード株式会社)へ一度相談してみてはいかがでしょうか?