
毎日自炊する方は、手間ひまかけて美味しいものを作るのも良いけど、時には手間をかけずに楽をして作ってみたいと感じることもあるでしょう。
そんな時、手間をかけずに美味しい料理を作ることが可能なシロカの電気圧力釜は大きな味方となります。
刻んだ具材や調味料を内鍋に入れてスイッチを入れたら後は放するだけで、時間や手間のかかる煮豆や豪華な肉料理、果てはデザートまで様々な料理を作ることが可能です。
今回は、中でも人気の高いシロカの電気圧力釜で作れる簡単料理をご紹介しましょう。
Contents
電気圧力釜で作る煮豆レシピ3選
まずは電気圧力釜で簡単に作れる水煮から、それを使ったレシピをご紹介しましょう。
黒豆の水煮
電気圧力釜の内鍋は一般的な小鍋と同じ1.6Lのサイズです。
これは1人~2人前の料理を作るのに最も適しているサイズと言えるでしょう。
まずは煮物の中では手間のかかる黒豆の煮豆を作りましょう。
<材料>
・黒豆 150g
・砂糖 130g
・水 300ml
・塩 少々
・しょうゆ 大さじ1
<作り方>
- 黒豆を洗い、水の中におよそ8時間程漬けておき、水分を切ります。
- 内鍋に黒豆・水・砂糖・しょうゆ・塩を入れ、アルミ箔で作った落し蓋をします。
- メニューボタンの中から、「豆類」を選択しスイッチを入れます。
加圧18分と保温60分で完成します。
スイッチを入れるだけで火も使わずに簡単に完成するので、鍋を見張りながら調理するという手間がなくなり、調理中にも掃除や洗濯など他の家事を行うことができるのがメリットです。
また、ふっくらとした黒豆の煮豆を作るコツは、できるだけ空気に触れさせないように作ることです。
電気圧力釜にさらに落とし蓋をすることで、途中で差し水をすることもなくなり、調理中は密閉されるので空気に触れることがなく放置してもふっくらと仕上がるのです。
実際に電気圧力釜を使って黒豆煮を作ると、ふっくらしたきれいなつやを持っものが7割、シワがあるものが3割くらいできます。
しかし、家庭で手間をかけずに作ったものとしては上出来ではないでしょうか?
黒豆煮をもっと美味しく食べたいという人には、作ってから一日置きましょう。
黒豆に味が浸透してさらに美味しく食べることができます。
黒豆よりも大豆の水煮は比較的簡単です。
電気圧力釜を使って大豆の水煮と、それを活用した料理をご紹介します。
大豆の水煮
<材料>
・大豆 120g
・水 500ml
<作り方>
- およそ8時間程水に漬けておいた大豆の水分を切り、電気圧力釜の内鍋に入れます。
- 蓋をして「お好み」のボタンを選択し、加圧時間を8分にセットます。
- 加圧が終われば完成です。
手羽先と大豆の煮込み料理
大豆の水煮を活用して簡単な豆料理を作ります。
三種類の食材さえあれば作れるのが嬉しい手羽先と大豆の煮込み料理をご紹介しましょう。
<材料>
・大豆の水煮 1カップ+半カップ
・鶏の手羽先 約4本
・干しシイタケ 5個
・しょうゆ・オイスターソース それぞれ大さじ2
・砂糖・酒 それぞれ大さじ1
<作り方>
- 干しシイタケを水300mlに浸して戻します。
電子レンジを使用する場合は500wで2分半程かけます。
もどした時の汁は後程使うためとっておきましょう。 - キッチンばさみで関節をカットした手羽先に酒としょうゆで下味をつけておきます。
- しょうがを細かくみじん切りにします。フライパンに油を引いて熱し、しょうがを炒め、香ばしい匂いがしてきたら手羽先を焼き、両面に焼き色を付けます。
- 電気圧力釜の内鍋に、手羽先と干しシイタケ、300mlのしいたけをもどした汁を加え、しょうゆ・オイスターソース・砂糖・酒を入れます。
- 電気圧力釜のメニューボタンから「豆類」を選択して18分加圧すれば出来上がりです。
手羽先を焼いたフライパンには鶏肉の脂が残っています。
冷蔵庫にあるニンジンや玉ねぎなどの野菜を炒めて、付け合わせのスープを作るのも良いでしょう。
手羽先と大豆の煮ものは動物性たんぱく質と、植物性たんぱく質が同時に摂れる栄養豊富なメニューです。
肉の量が少なくても大豆のおかげで満足感が増すので、お金をかけなくても作れる美味しい肉料理と言えるでしょう。
電気圧力釜で作るメイン料理レシピ2選
フィリピンの郷土料理アドボ
電気圧力釜を使用すれば簡単にフィリピン料理のアドボを作ることもできます。
<材料>
・鶏の手羽元 6本
・ピーマン 1個
・パプリカ赤・黄 それぞれ1個づつ
・玉ねぎ 1/4個
・にんにくをみじん切りにしたもの 大さじ1
・しょうゆ 1/3カップ
・酢 1/4カップ
・砂糖 大さじ1+半
・オイスターソース 小さじ 1/2
・酒 大さじ2
<作り方>
- 野菜は食べやすい大きさに切り、みじん切りにしたにんにくを油を引いたフライパンで炒め、その中に手羽元を入れて焼き色をつけます。この工程は省略しても良いですが、焼き色をつけておいた方が美味しく仕上がります。
- 電気圧力釜の電気内鍋に、鶏肉・玉ねぎ・ピーマン・パプリカを入れ、しょうゆ・酢・砂糖・オイスターソース・酒を入れます。
- メニューボタンの「肉類」を選択して加圧時間18分で出来上がります。
アドボには本来ゆで卵が入りますが、なくても美味しく食べられます。
フィリピンの郷土料理のアドボは酸味の効いたソースで味付けされているので玄米と一緒にワンプレートの料理として食べるととても美味しいです。
また、玄米も電気圧力釜で簡単に炊けるのでこれ一台あればかなり料理の幅が広がるということが実感できるでしょう。
牛肉のブロック肉を使ったウスターソース煮
大きめのブロック肉を使用したメニューも、電気圧力釜を使えば短い時間であっという間に柔らかく仕上げることが可能です。
さらに、ウスターソースを使用すれば高級レストランのような味になります。
<材料>
・牛ロースのブロック肉 300g
・芽キャベツ 10個 またはキャベツ 1/4個
・玉ねぎ 1/2個
・ズッキーニ 1本
・ブラウンマッシュルーム 4個
・ウスターソース 1/2カップ
・赤ワイン 1/4カップ
・無塩の野菜ジュース 190g
・オレガノ 少々
<作り方>
- 野菜を食べやすい大きさに切り、牛ロースのブロック肉はあらかじめフライパンで焼き色をつけておきます。
- 電気圧力釜の内鍋に、牛ロースブロック肉・芽キャベツ・タマネギ・ズッキーニ・ブラウンマッシュルームを入れ、ウスターソース・赤ワイン・野菜ジュースを回し入れ、オレガノを少々振り入れます。
- メニューボタンから「肉類」を選択して加圧時間およそ18分で完成します。
柔らかく煮えた野菜の中に存在のあるブロック肉が食欲をそそる一品です。
何かのイベント料理としても重宝されるメニューなので、友達や家族でわいわいと過ごす時にも作っておけば盛り上がること間違いないでしょう。
電気圧力釜で作るおすすめデザートレシピ
様々な料理が作れる万能な電気圧力釜ではデザートも簡単に作ることが可能です。
1食分の抹茶プリンの作り方をご紹介しましょう。
抹茶プリン
<材料>
・卵 1個
・牛乳 140cc
・砂糖 18g
・抹茶 小さじ2
・市販のひと口羊羹 30g
・水 130ml
<作り方>
- 市販のひと口羊羹の半分を細かく切り、耐熱ボウルに入れてラップをかけて500wの電子レンジに20~30秒かけます。
- 羊羹が溶けたらスプーンでだまにならないように混ぜておき、プリンの型にはバターを塗っておきましょう。
- 牛乳を電子レンジで少し温め、溶いた卵を混ぜて「液卵入り牛乳」を作ります。
- 抹茶を別のボウルに入れて、温めためた液卵入り牛乳を入れて混ぜます。この時は一度に入れずに少しずつ入れましょう。最後に砂糖を加えれば抹茶プリンの液が出来上がります。
- 電気圧力釜の内鍋に蒸すための水を130mlを入れ、鍋底に蒸し台を設置します。
- 溶かした羊羹、抹茶プリンの液の順でを先ほどの型に流し入れ、蒸し台の上にセットします。
- メニューボタンの「お好み」で加圧時間を1分にセットしてスイッチを入れれば完成です。
溶かした羊羹の餡子ペーストは、甘さを抑えた抹茶プリンと絶妙なマッチングです。
また、羊羹を溶かす方法を活用すれば、白あんも桜あんもペースト状にできるため電気圧力釜で作ったスイーツを簡単に彩ることができます。
ボタンを押すだけで、後は放置しておくだけで美味しい料理ができる電気圧力釜は、主菜から副菜、デザートまで様々なものが作れるため1台あれば大活躍することは間違いないでしょう。
シロカの電気圧力釜の他にもいろいろな機能が付いた高級炊飯器などはありますが、サイズや値段的にもお手頃なこの電気圧力釜は一人暮らしや夫婦だけという方にも向いている電気調理器具と言えます。
火を使用せず圧力や温度、調理時間まで全てお任せで調理してくれるのは圧力鍋を使ったことがない人にとっても安心です。
火加減の調整や調理時間を誤ったことで失敗や事故を未然に防ぎ、調理中は他の家事なども行えることも魅力的です。
また、前述にもありますが、シロカSP-D131の販売価格は1万5千円程なので他の会社の同じような電気調理器具と比較すると低価格な上に、料理の出来栄えも良くコストパフォーマンスに優れています。
調理中はとても静かで炊飯器や圧力鍋にありがちな蒸気音が出ない電気圧力釜は、本体以外の内鍋・ふた・圧力切替弁・パッキンなどが水洗い可能で、手入れがしやすく清潔に使うことができます。
このような多くのメリットを持ったシロカの電気圧力釜を使って、ぜひ色々な料理に挑戦してみてはいかがでしょうか?