コツさえ掴めば誰でも「嘘」が見破れる?!言葉に隠された「フェイク」について
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嘘をつかれた時に、嘘を見破ることができなければ、何かしらの不利益を被る可能性があります。そうならないためには嘘を見破らなければいけません。しかし、嘘を見破るのは難しいことなので、誰でもすぐにできるわけではありません。

今回は、嘘とは一体何かを再確認し、嘘を見破るためにチェックしておきたい言動や行動についてご紹介しましょう。

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嘘の意味と由来

まず本題に入る前に、「そもそも嘘とは何なのか?」を考えましょう。辞書で調べると、嘘とは「事実ではない事柄を新にさせようとすること」を意味するそうです。

嘘の由来には、諸説あり、正確な語源は未だにわかっていません。関東地方では、嘘を「おそ」と言っていたため、「軽率な」や「そそっかしい」という意味を持つ「をそ」が変化したものではないかと言われています。

嘘という感じは、中国語で「息を吐くこと」や「口を開いて笑う」といった意味で使われていたので、知らないふりをするという意味の「嘯く」の嘘が由来だという説もあります。その他にも、「浮空」を略したものが由来だという説もあるので、はっきりとしたものは分かっていないのです。

そして、日本において「嘘」という言葉自体も時代によって言葉使いが変わっています。奈良時代は「偽り」、平安時代前期は「空言」、平安時代後期から室町時代後期は「うそ」が使われるようになりました。

日本語は嘘に限らず、時代の中で変化していきますが、嘘という言葉も例外ではなかったということになります。嘘は、昔から良くないことを意味することがほとんどで、嘘を見破ることができずに騙されてしまう人もいたのではないでしょうか。

嘘を見破るためにチェックしておきたい言動は?

嘘を見破ることができなければ、騙されてしまいます。騙されないためにも、嘘を見破るためのポイントを知っておく必要があるのです。嘘という言葉について前述したので、続いては嘘を見破るためにチェックしておきたい言動についてみていきましょう。

【都合の悪いことを遠ざけようとする】

人は、自分にとって都合が悪いことを遠ざけようとします。そのため、言動が不自然になっている可能性があります。自分にとって都合が悪いことを遠ざけようとしている場合、「はい」もしくは「いいえ」で応えられる質問に対して、聞かれていない理由をわざわざ付け加えたり、質問されているのに質問で返したりします。

聞かれていない理由をわざわざ付け加えるというのは、事実確認のための単純な質問に対して、自分は関係ないことを表したいと思っている証拠です。聞かれていない理由をわざわざ付け加えることで、自分自身は潔白であると主張したいということになります。このような主張は、自分自身で嘘をついていると言っているようなものです。

また、質問されているのに質問で返すというのは、「昨日○○に会った?」という質問に対して「なんで?会ってないよ」といったやりとりを意味します。このような返答をするのは、質問してきた相手と○○との関係性をどのように見ているかを確かめたいと思っているからです。

会ったかどうかの事実確認をされるということは、それ以前に不純な理由で会っていたなど都合の悪い関係が裏で進んでいたことが原因になっている可能性があります。

やましいことがないのであれば、会っていたか会っていないかをはっきりと伝えられるはずです。いずれにしても、質問されているのに質問で返された場合は、何か隠している可能性は高いと言えます。

 

【言葉を反復する】

嘘をついて後ろめたいことがある場合、人は言葉を反復する傾向があります。例えば、「昨日○○さんに△△のことを話した?」という問いかけに「いいえ、○○さんには△△のことは話してませんよ」、「○○の家の場所わかる?」という問いかけに「○○の家の場所はわからない」と返答するということです。

文章で見るとそこまで違和感を感じないかもしれませんが、実際に会話をしてみると違和感を感じます。特に後ろめたいことがないのであれば、「昨日○○さんに△△のことを話した?」という問いかけには「話してないよ」、「○○の家の場所わかる?」という問いかけには「わからない」と返答すれば済みます。

「はい」もしくは「いいえ」で答えられる質問にも関わらず反復する場合、質問してきた相手に事実を知られたくないという気持ちが働いているのです。知らないはずのことを知られてしまった時や追及されたくない出来事に関してはそのような返答をしてしまうことが多いと言えます。

普段であれば簡単な返事で済む場面をわざわざ強調している場合は、無意識に自己防衛をするための嘘をついていることになるでしょう。上手くその場を切り抜けたいという気持ちが働いていると、自分自身では不自然な言動に気がつけないので注意しなければいけません。

嘘を見破るためにチェックしておきたい行動は?

人は嘘をついている時に、先ほど紹介したような不自然な言動になってしまうことがあります。嘘は、言動だけではなく行動にも表れるので、行動をチェックして嘘かどうかを見破れることもあるのです。では、嘘を見破るためにチェックしておきたい行動についてみていきましょう。

 

【腕や足を組む】

腕や足を組むという動作は、自分自身を守りたいと思っている時に無意識にしてしまうものです。そのため、嘘をつくときに腕や足を組んでいる人は、嘘をついている自覚があるということになります。つまり、嘘をついている時に腕や足を組むということは、踏みこまないでほしいという気持ちの表しています。もしも会話の中で、腕や足を組み始める人がいたら、何か都合の悪いことがあるのではないかと警戒すべきです。

 

【セルフタッチの頻度が増える】

緊張や不安を感じると、人は無意識のうちに自分の体を触り出します。自分の体を触ることによって、気持ちを落ち着かせようとしているのです。緊張している時や不安を抱えている時に、誰かの手を握ったり、抱き締められたりすると落ち着くという経験は多くの人があるのではないでしょうか。そうすることによって、自分が受け入れてもらえたという安心感を感じられるので、落ち着くのです。

しかし、会話の中で相手に手を握ってもらったり、抱き締められたりすることはなかなかありません。そのため、何かやましいことがある場合は、セルフタッチの頻度が増えてしまいます。会話をしている中で、相手のセルフタッチが増えた場合は、言動にも注意しましょう。

 

【言葉と動作が一致しない】

嘘をついている人の言葉と動作が一致しないことも良くあります。人は、ポジティブな感情を抱くと首を縦に振り、ネガティブな感情を抱くと首を横に振ります。もしも、口ではポジティブな返答をしているにも関わらず、首や体が縦に動いている場合は本心を言っていない可能性があるのです。言葉だけで信用できないと感じる場合は、体の動きにも注意してみると良いでしょう。

 

【アイコンタクトの長さ】

嘘をついている時のアイコンタクトの長さは、男女で異なります。男性は後ろめたいことがあると目をそらし、女性は相手を見つめます。男性が話している最中に目をそらすことが多かったり、女性が話している最中に長い間見つめたりする場合は、警戒しておいて損はないでしょう。

人は、あらゆる場面で嘘をつきます。全く嘘をつかない人はいないので、嘘を見破る技量も必要になるのです。しかし、嘘を見破るのは簡単ではありません。嘘を見破るためには、今回紹介したような言動や動作に注目することで、騙されずに済む可能性もあります。コツを掴んで、騙されないように気をつけましょう。

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