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球団を買おうとしたのはライブドアだけじゃなかった!?株式会社インボイス木村育生と西武ライオンズの関係とは

2004年、IT企業のライブドアが、当時パ・リーグでプレーしていた
近鉄球団を買収しようとしていたことを皆さんは覚えていらっしゃいますか?

球団の買収問題はまだ記憶に残っている方も多いかと思いますが、
実はライブドア以外にも球団を買収しようとした企業がいたことをご存知でしょうか?

今回は木村育生氏が社長を務めた株式会社インボイスと、
西武ライオンズとの関係についてご紹介しましょう。

株式会社インボイスとは?

まずは株式会社インボイスがどのような企業なのかご紹介します。
株式会社インボイスは、東京都港区高輪に本社を構える企業で、1992年に設立されました。

2019年3月31日時点の従業員数は216名であり、
仙台や名古屋、大阪、福岡に事業所を持っています。

株式会社インボイスでは、現在おもに4つのサービスを展開しています。

・一括請求サービス
・集合住宅向けインターネットサービス
・インボイス光
・新電力販売

法人向け・消費者向けの両方に様々なサービスを提供しているインボイスですが、
2004年に西武のネーミングライツ(命名権)を取得していたことがあります。

 

西武のネーミングライツを取得していたインボイス

西武は経営難に陥っていたことから、経営改善策として
一軍本拠地である西武ドームと、二軍のネーミングライツを売却しています。

インボイスは取得に名乗りを挙げ、
二軍のネーミングライツを3年契約で取得することになりました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2004-12-29/I9HAGE0D9L35

そのため、2005年から3年間は西武二軍のチーム名は「インボイス」となり、
ドーム名も2年契約で「インボイスSEIBUドーム」へと変わっています。

西武二軍の本拠地である西武第二球場はそのまま使用されていましたが、
選手のユニフォームに書かれていたロゴがインボイス仕様となり、
帽子にあったロゴも西武のマスコットであるレオから
インボイスの会社ロゴへと変更されました。

この取得はあくまでも2年・3年契約に終わっているのですが、
実はインボイスでは10年以上の契約を望んでいて、
契約が切れる年にも契約更新を行いたいことを西武側に伝えていました。

恐らく、インボイスはネーミングライツの取得から
知名度の向上と信頼性の担保を狙っていたのかもしれません。

球団の維持にはお金がかかるので、「それができるインボイスは経営状態に余裕がある」
という印象を与えたかったのでしょう。

当時インボイスの代表を務めていたのは?

インボイスが西武のネーミングライツを取得したとき、
インボイスの代表を務めていたのが木村育生氏です。

実業家として知られ、現在も企業の経営に携わっています。

木村育生氏は、1958年生まれ東京都出身で、
慶應義塾大学商学部を卒業後、アメリカのミシガン州立大学へ留学しています。

その後、テキサス州ヒューストンの貿易会社に入社しましたが、
1985年に日本へ帰国し、株式会社I.Q.Oを設立して代表取締役に就任します。

株式会社I.Q.Oはゼネラル通信工業株式会社、
そして株式会社インボイスへと社名変更しています。

企業の経営者として活躍されていた木村育生氏が
西武のネーミングライツ取得に至ったのは、
元西武ライオンズの選手であり監督も務めた
東尾修氏との親交があったためだと言われています。

球団側にインボイスを勧めたのも東尾修氏であったことから、
かなり親交は深かったと考えられます。

元々木村育生氏もバスケットボール部に所属しており、
大学時代には慶応女子中学のヘッドコーチを務めていました。

このような経歴から、木村育生氏もスポーツ自体に高い関心があり、
球団のネーミングライツ取得に名乗りを上げたのではないかと予想できます。

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